液晶モニターが出始めた時は、目に優しいと言われていました。
しかし、今現在は、ディスプレイの画面の明るさの度合い、つまりディスプレイ自体
の輝度も上がってしまい、目には決して良い状況ではないといえるでしょう。
その証拠に、液晶モニターによる目の疲れを、うったえる人が後を立ちません。
これはどういった状況かというと、ディスプレイの質が上がった為、必然的に輝度も
上がってしまい、今度は人の目がその明るさについていけていない状況なのです。
今の液晶は、本当に鮮やかできれいな色を
しています。
その分、目には負担になり、
そういった液晶を見る事が出来る反面、
今まで以上に目が疲れる結果に
なってしまったのです。
ここで、目の疲れない液晶の購入方法について説明しましょう。
液晶のテレビやモニターは、画面が大きいので特に目の疲れる、なんだか痛いなど
症状が現れや すいのです。
そうならないように、目の疲れない、優しいものを選びましょう。
選ぶ際に、注意すべき事がいくつかあります。
まず、非光沢液晶である事が上げられます。
光沢液晶というのは、文字どうり、色が鮮やかでメリハリがある為映画などを見る時
は、とても見栄 えがします。しかし、長時間使うには適していない為、長く見ている
と目がチカチカ、ショボショボす るなど、目が疲れる原因になってしまいます。
そして、二つ目に注意したい事は、液晶画面の明るさの調節が出来るかどうかです。
これが出来れば、かなり自分の好みで色を変える事が出来ます。しかしながら、こ
の調節が出来な いものも出回っているのです。ですから、購入前には必ず、明るさ
の調節が出来るかどうか、確認 する事も重要です。
では、液晶モニターなど、買ってしまった後で目の疲れや、チカチカするなどの症状
が あった時、どうしたらよいのでしょうか?
その際は、液晶画面の明るさの調節が出来るかどうか、見てみてください。
もしできるのであれば、輝度を100から150カンデラに設定するのが、目の疲れにく
い 度数だそうです。
そして、パソコンのモニターの場合は、モニターの上部が自分の目線よりも少し下
に来 るように、設置しましょう。目線というのは見上げるよりも、上から下方向に見
る方が、 目が疲れないのです。
最後に、モニターには太陽や、その他の光が写りこまないように注意しましょう。
写ってしまうと、その反射で画面も見にくい状態になってしまうのです。
いくつか目の疲れ対策について、説明しましたが、少しの調整でも、目の疲れには
効 果がありますので、ぜひ調整してみてください。
ノートパソコンの場合、液晶の明るさを調節するスイッチは、経費節減のためか、省
略されています。
そのため、「FN」キーを使用して明るさを調整できるようになっています。
パソコンのメーカーによって違いますが、「FN」キーを押しながら、ファンクション
キーを押すものが多いです。
以下は、ASUSのノートパソコンの場合です。
FNキーを押しながらF5キーを押す→ディスプレイを暗くする。
FNキーを押しながらF6キーを押す→ディスプレイを明るくする。