windows7の周辺機器(プリンタ等)のドライバをエプソンなどのメーカーのホーム
ページで探すと、32ビットOS対応とか64ビットOS対応という表示があります。
その32とか64とかというのは、OSの処理単位の違いを示しています。
(OS--オペレーティングシステム)
この数値は、プログラムやデータを、電気信号でいうと、32個ずつ処理するか
64個ずつ処理するかの違いを示しています。つまりデータの処理単位を示して
いるのです。
となると単純に倍の処理単位ですから、32より64の方が早いとなりますが、体
感的にはあまり違いはないようです。
というのは、大量なデータを処理するようなシステム(たとえば1000万件のデー
タベースを並び替えるというような時)を運用していて処理時間10分が5分にな
るのであれば確かに速いのです
しかし速くなるといっても、個人でワードやエクセルで書類を作るような場合で
は、処理スピード的には1秒が0.5秒になる、0.2秒が0.1秒になるという感じで、
確かに倍のスピードではあるのですが、体感的にはあまり感じられません。
スピードが倍になると言っても、体感スピード的には、あまり差がないようです。
またパソコンに周辺機器を接続するという場合では、32bitOS,64bitOSの違いに
より、周辺機器のドライバが動く、動かないはありましたが、最近の周辺機器は
両者に対応しています。
実際にパソコンを運用する際には問題はないと考えられます。
32ビットOSと64ビットOSのどちらがよいかというのであれば、まぁ速いというの
だから、64ビットOSの方がよいのではないか・・・程度のもので、どちらでもかま
わないのです。
実際には、パソコンの販売店に行くと、販売されているのは64ビットOSのもの
が多いのではないでしょうか。
windows7において、過去の周辺機器をどうしても使用しなければならないとい
うのであれば、32bitOSの選択もあり得ますが、windows7の32bitよりも
windowsXPを使用する方が過去の周辺機器との互換性は高いはずです。
しかしこれからは、どんどん進化していくパソコンですから、これから購入するの
であればパソコンは64bitです。
いずれ128bitパソコン,128ビットのOSなんぞがでてくるとは思いますが・・・。
 
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