このような質問をうける時があります。
昔は、仕事のためならNEC、オーディオならSONYとかあったようですが、今はメーカーによる違いはほとんど無くなりました。だからどこのメーカーのパソコンでも同じです。値段が同じであれば、だいたい性能も同じと考えても良いようです。
ただ、パソコンはソフトが無ければただの箱ですから、DellやHPのように最初から入っているソフト(プレインストールソフト)は無くて、パソコン本体とWindowsの値段のため、パソコンを安く販売しているメーカーもあります。


現在パソコンを分類すると、以下のようになるのでしょう。

ディスクトップパソコン ノートブックパソコン ネットブック

基本的にディスプレイと本体が別になっています。
ディスプレイとパソコン本体が別々なので、好きな大きさのディスプレイと組み合わせて使用することができます。
またパソコンの図体がでかいので、速いCPUを装着できます。(速いCPUを使用するとパソコンの温度が高くなりますが、でかいファンをつけて、空冷で冷却します。最近は水冷のパソコンもあります。)

ディスプレイと本体が一体化しており2つに折りたためるため持ち運びに便利です。
技術の進歩により、速いCPUを積んだノートブックパソコンもあり、処理速度に関して、ディスクトップと遜色ありません。

最近は、ディスクトップよりもノートブックの方が売れていると言います。

以前は、ラップトップという言い方もありました。ラップトップというのは、「膝の上で使う」という意味でしたが、3キロから5キロ位の重さなので、「ラップクラッシャー」と揶揄されました。

ノートブックパソコンより機能的には劣りますが、ノートブックパソコンよりさらに小さく、持ち運ぶことに特化したパソコンです。ネットブックといいますから、インターネットに接続して使用することを前提として作られたパソコンです。

記憶装置として、ハードディスクではなく、メモリタイプもあり、CDやDVDの装置はないものがある。

かっては、拡張性(いろいろな付属装置をパソコンに接続できること)という面で、「ディスクトップパソコン」が良いと言われていましたが、現在は、

USBというインターフェース

パソコンとプリンタをUSBで接続する
パソコンとスキャナーをUSBで接続する
パソコンにUSBメモリを接続する
パソコンとデジタルカメラをUSBで接続する

があるため、デスクトップ・ノートブック・ネットブックとで、拡張性の違いはほとんどありません。

ただ、パソコン本体の大きさから、ディスクトップパソコンには、一番スピードの速いCPU(中央演算処理装置)が搭載することが可能です。

パソコンの処理能力で比べるならば、一般的には、下のような並びになります。

デスクトップパソコン >>   ノートブックパソコン >>  ネットブック


これから初めてパソコンを購入しようとする人には、「ノートブックパソコン」を薦めます。

パソコンは、やはり簡単なものではなく、いろいろな人に聞かなければわかりません。
例えば、パソコンとデジタルカメラの接続の仕方、エクセルというソフトのIF文について・・とか、
世の中にはパソコンに詳しい人がいて、いろいろ教えてもらうことが可能です。
ディスクトップパソコンは持ち運びできませんから、教えてもらうには家まできてもらわなければなりません。
世の中には、親切な人がいて、家まで教えに来てくれる人もいます。(親切ですよね)
ところがパソコンは1回や2回程度、人に教えてもらってもなかなか理解できない場合があります。
そのうち、教えに来てもらうのは申し訳なくなるし、教えに来る人もきっと大変になるはずです。
そのため、ディスクトップパソコンは、持ち運びができない分、自分でいろいろと勉強しなければならないことが多くなります。

反面、ノートブックパソコンであれば、わからないことがあれば、パソコンの詳しい人のところまで、直接パソコンを持って行き、教えてもらうことが可能です。

このような理由で、初めてパソコンを購入するならば、ディスクトップパソコンよりノートブックパソコンを購入した方がよいと思うのです。

(C)2010. 電脳情報講座 All rights reserved

 

 

inserted by FC2 system