キーボードは、パソコンへ支持するための入力装置です。
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このような配列のキーボードを109キーボードと呼んでいます。
109キーボード 
日本語環境向けキーボードの106キーボードに、Windowsキー2つとアプリケーションキー1つを加えたもの。 
これら3つのキーをどこに配置するかについて規定はないが、スペースキーの両側にWindowsロゴキーを1つずつ、 
アプリケーションキー1つを配しているものがほとんどです。 
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キーボード上の「は」と「ま」のところにある突起について  
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これは、ホームポジションの時の人差し指を置く場所を示しています。
キーボードのホームポジションは、次のようになります。
左手 右手
人差指 =F 人差指 =J
中指 =D 中指 =K
薬指 =S 薬指 =L
小指 = A 小指 = ;
ホームポジションに指を配置する時の目安として、は(F)とま(J)のキーに突起がついているのです。
ブラインドタッチをする人は、この突起を一つの目安として指を配置します。
キーボードの教科書には、文字を入力する都度ホームポジションに指を戻すと書いているのですが、実際にはそん
なことはなく、ある程度いい加減にキーを入力しているようです。
パソコンのキーボードを見ると下のキーがあります。
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ウィンドウキー
このキーはマウスで画面の左下にあるスタートボタンをクリックしたときのように、スタートメニューを表示
します。
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このキーは、マウスの右クリックしたときのように、右クリックのメニューを表示します。
表示するメニューの内容は、その先のマウスの位置に依存します。
このキーの呼び名がまだわかりません。
エンターキー
エンターキーは、キーボードの中では一番よく使用されるキーだと思います。
その時のアプリケーションやwindowsの状態によって、その役割が変わるキーです。
●実行キー
プログラムを実行するキーとなります。
普通、マウスで目的のアイコンをダブルクリックしてプログラムを実行しますが、マウスそのアイコンを一回クリック後、
エンターキーを押すとそのプログラムは実行されます。
あるいは矢印キーで選択後、エンターキーを押しても実行されます。
●確定キ ●確定キー
日本語入力の変換時に、変換した文字を確定したいときにエンターキーを押すと漢字が確定します。
全角文字の確定キーです。
エクセルで、セルに漢字を入力するときの最初のエンターキーは漢字の確定のためのエンターキーとなります。
そして、次にエンターキーを押すことによって、セルへの入力キーとなります。
●入力キー
エクセルのセルに文字列や数値を入力する時の入力キーです。
アプリケーションで項目にデータを入力するための入力キーです。
●改行キー
ワープロやメモ帳で行を変えるとき(改行)に使用します。
エンターキーを押すと、その行の後ろに改行マークが付き、カーソルが次の行の先頭へ移動します。
エンターキーは、その時の状況毎に使用する意味が変わります。
このように状況毎に変わるキーとしてはスペースキーがあります。
エスケープキー・取り消しキー 
例  
たとえば、ウィンドーキーを押し、 
スタートメニューが表示されている時に 
ESCを押すとスタートメニューが消えます。
キーボードの左上にある「ESC」と表示されているキーです。
エスケープキーと言います。
このキーは、作業を取り消すキーです。
たとえば、ディスプレイの左下のスタートボタンをクリックしてみてください。
スタートメニューが表示されます。
その時にESCキーを押すと、スタートメニューが消えます。
ESCキーによって、作業が取り消されたからです。
ワードやエクセルで、メニューを表示させたときに、このESCキーを押すとその作業は取り消さ
れ、元の作業に戻るのです。
文字入力時の漢字変換の時、漢字を確定させていない場合、このESCキーを押すと漢字変
換が取り消されます。
漢字モードのオン・オフ
漢字入力モードに切り替えます。
このキーは日本語入力するときの日本語モードにするキーです。
このキーを押すと、日本語IMEが日本語入力モードオン・オフの切り替えができます。
ワードは、日本語を入力するという前提なので、自動的にこの日本語入力モードがオンとなって起動しま
すが、
エクセルは、セルに入力するものは文字の場合と数値の場合がありますので、日本語入力モードはオフ
となって起動します。
アプリケーションによっては、IMEを制御しないで、ユーザー側がIMEのオンオフを任せているものもありま
す。
IMEはInput Method Editorを略したものです。
タブキー      次の項目欄に移動する 
8桁右にカーソルをずらす 
例、エクセルで、Tabキーを押すと、 
アクティブセルが移動します。 
キーボードの左上の方にTABキー(タブキー)があります。
このキーは、基本的には、項目移動キーです。
データベースの項目移動や業務用ソフトでの項目移動に使用されます。
エクセルでは、アクティブセル(今入力対象となっているセル)が右側に一つ移動します。
ワードでは、8文字分、右側に移動します。
インターネットエクスプローラーを使用している最中に、このTABキーを押すと、アクティブな項目が移動し
ます。アクティブな項目はマウスをクリックしなくても、エンターキーで実行することができます。
単体で使用するTABキーは項目移動キーですが、ALTキーを押しながらTABキーを押すと、ウィンドウ上
のタスクを切り替えることができます。
キャップスロックキー     
アルファベットの大文字 
小文字の入力切り替えキー 
例 shiftキーを押しながら、CapsLockキーを押す 
このキーは、日本語入力をしている日本人には、あまりというかほとんど縁のないキーとなっています。
このキーは、アルファベットの大文字小文字の切り替えのキーなのですが、このCapsLockキーを単体で
押しても切り替えにはなりません。
アルファベットの大文字・小文字を切り替えるには、シフトキーを押しながらこのCapsLockキーを押すこと
になります。
大文字・小文字を切り替えると、キーボード上のどこかのランプが点灯します。
ほとんどキーボードには、そのランプの近くに「A」という文字が表示されているとはおもいますが、経費節
減でしょうか、最近はそのようなランプがなくディスプレイ上に一瞬表示されるようになっているパソコンも
あります。
日本語でローマ字入力をしている場合でも、入力のアルファベットが大文字であろうが、小文字であろう
が、日本語入力には差し障りがありませんので、パソコンを使用するにはあまり関係のないキーとなるの
でしょう。
英語で文字を書く人には必要なキーです。
コントロールキー     
単体では意味をなしません。他のキーと組み合わせて使用します。
コントロールキーを押しながら ・・キーを押す。 
例、エクセルでいろいろなショートカットキー 
CTRL +  C     コントロールキーを押しながら、「C」キーを押す。
これは、「コピー」という操作のショートカットキーです。
ワードで、文字列を範囲選択して、CTRL + C を行うとコピーされます。
そして貼付をしたい時には、
CTRL +  V   「貼付」のショートカットキーを使用します。
このようにショートカットキーは、○○ + ○ と表記されます。
下はEXCEL2003のメニューバーから「編集」をクリックした時の画面です。
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    切り取りのメニューの右側にCTRL + X
    コピーの右側に CTRL + C
と表記されています。
OFFICE2003以前には、このようにショートカットキーが表記されていたのですが、OFFICE2007以降はこの
表記がありません。
でも以前のように同じショートカットキーが使用できます。
ショートカットキーはたくさんあり、アプリケーションやそのパソコンの状況によって使用できるキーは変わります。
ショートカットキーの一覧などは、本やネットで簡単に探すことができます。
このショートカットキーは、WIDNOWS95が発売される前から使用されていました。
その頃はキーボードだけでパソコンの操作を行っていた時代です。
その頃の表計算といえば「マルチプラン」や「ロータス123」でした。
今のようにマウスでいろいろ操作するのではなく、キーボードから「メニュー」に該当するキーを押して、さ
らにいろいろなキーを押してソフトを操作していました。
その時メニューから目的の操作までのキータッチが多いので、CTRLキーやALTキーとキーとを組み合わ
せて、ソフトの機能を割り当てたわけです。
それがショートカットキーと呼ばれたのですが、今の時代にもまだ残っていて、
CTRL+C(コピー)
CTRL+V(印刷)
CTRL+X(切り取り)
CTRL+P(印刷)
等と使用されるのです。
FNキー
ノートパソコンの場合、デスクトップパソコンと違って、ボリュームのボタンとかディスプレイの輝度の調整
ボタンなどがない場合があります。
それを代用するためにノートパソコンには、キーボード上に「FN」キーがあります。
ASUSのパソコンの場合は、次のようになります。
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FNキーを押しながら「F5」キーを押すと、ディスプレイの輝度が下がります。
FNキーを押しながら「F5」キーを押すと、ディスプレイの輝度が上がります。
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FNキーを押しながら「F10 」キーを押すと、サウンドが出なくなります。
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FNキーを押しながら、「F11」キーを押すと、ボリュームが下がります。
FNキーを押しながら、「F11」キーを押すと、ボリュームが上がります。
ASUSのノートパソコンのFNキーは以上のようになっていますが、sonyはFNキーと他のキーとの組み合わせは違います。
メーカーによってその組み合わせはバラバラのようです。
FNキーとの組み合わせの文字は、FNという文字の色と、同じ色で表記されていますので、目で見てすぐわかるようになっています。
スペースキー      
漢字変換の時は、漢字変換キー 
漢字変換時以外の時は、空白を入力する
スペースキーは、キーボードの一番下の中央にあり、右手の親指でも左手の親指でも使用で
きる場所にあります。
一番たたきやすい場所にあるといえるキーです。
スペースキーも「エンターキー」と同じように状況によって、役割がかわるキーです。
○漢字変換時のスペースキー
    漢字の変換キーとなります。
○漢字変換をしていない時のスペースキー
    空白を入力します。
漢字モードオンの時は、全角の空白を入力
    漢字モードオフの時は、半角の空白を入力
漢字モードオンの時でも、シフトキーを押しながら
    スペースキーを押すと、半角の空白を入力することができます。
昔は、漢字変換キーでした。
今はスペースキーを方が使いやすいので、
あまり使わなくなりました。
昔は、ひらがな・カタカナの切り替えキー
現在は使用されなくなりました。
インサートキー(挿入キー) 
昔は、挿入モード・上書きモードの切り替えキーでした。 
例、押すと、カーソルが点滅しません。 
windowsになってあまり使わなくなったキーとして、「Insertキー」(INSキー)があります。insertキーは「挿
入キー」と昔のワープロ専用機では言われていました。
文章を入力するときの「挿入モード」と「上書きモード」の切り替えに使用されたキーでしたが、windowsの
初期設定で「挿入モード」となりましたので、「上書きモード」に変更する機会が少なくなり、だんだんと使
用されなくなりました。
ワードを使用しているときにこの「Insertキー」をおすと、ワードの左下位に表示がでてきます。
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しかしあまりこのキーを使用する機会はなくなりました。
バックスペースキー・後退キー・文字の削除キー 
デリートキー・削除キー・文字の削除キー 
BackSpaceキーとDeleteキーは文字を消すという動作は同じですが、文字の消し方に違いが
あります。
下の赤のIをカーソルとして、そのカーソルの動き方と文字の消え方の違いを見てください。
BackSpaceキーは、カーソル
の位置から、左側をカーソル
が動きながら、 文字を削除していきます。 
DELETE(デリート)キーは、カーソルを
動かさずに、右側の文字を、 引き込
むようにして、文字を削除していきます。 
プリントスクリーンキーです。
パソコンによっては、PrtSCと表記されている場合もあります。
このキーは、昔windows95が発売される前は、画面のハードコピーに使用されていました。
 
今は画面表示の内容をクリップボードにコピーする役割になっています。
このキーだけを押すと、画面全体がクリップボードにコピーされ、ALTキーを押しながら、このキーを押す
と、今アクティブになっているウィンドウのみがクリップボードにコピーされます。
クリップボードにコピーされたかどうかはなにも表示はありませんが、エクセルやワードを起動させて「貼
付」を行うと、コピーされた内容が張り付くことになります。
このキーは、画面全体かアクティブなウィンドウかのどちらかしか画面コピーができません。
windows7からは、snipping toolがwindows7から使用できるようになりました。
これは、画面上の任意の領域をクリップボードにコピーできますので、機能が限定されるprintscreenの
キーの役割は終わったのかもしれません。
ただ残念なのは、windows上のカーソル自体は、printscreenでもsnippingtoolでもコピーできないことです。
sinpping toolは、windowsXPの時代からあったようなのですが、一般的にウィンドウメニューに組み込まれ
たのはwindows7からのようです。
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