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はじめに

デジカメや携帯電話の普及により、デジタル画像をさわる機会が増えました。
そして、その画像をパソコンで管理したい・画像を加工したいという方も多くなったように思います。
ここでは、あえて画像編集ソフトを使用するのではなく、だれのパソコンにも入っているエクセルを使用して、簡単な画像加工を行います。

画像を加工する前に、いろいろと画像についての説明もしていきます。

画像の基礎知識・・・・画像の種類

 
画像の種類には、デジカメで使用されている画像形式(JPG)、インターネットでよく使用される画像形式(JPG,GIF,PNG)、ウィンドウの標準の画像形式(BMP)等いろいろなものがあります。

画像の画素数について

デジタルカメラのパンフレットに、1000万画素という表現がなされます。
デジタル画像を拡大していくと、色のついた点(ピクセル)がたくさん集まっています。
その点の総数が1000万画素という表現がなされるわけです。
デジタル画像の画素について説明しています。

 

国会中継から、画像の画素数に関係する面白いニュースがありました。

平成22年10月の国会中継から、手元の書類が写真にとられて、その内容が漏れるというニュースがありました。画像の画素数についての面白い参考例です。

 

デジカメで写真(画像)をとり、パソコンに取り込むには・・・・@その前に

 
パソコンにデジタルカメラの画像を取り込んだり、携帯電話のミニSDカードをカードリーダーを利用して読み込む事ができます。その時に、どのファイルが画像なのかを判別する ために、ファイルタイプ「拡張子」を表示させておくと便利というか重要です。
というのも、パソコンは、ファイルタイプ(拡張子)を判別して、そのファイルの属性を知り、そしてファイルの取り扱いを決めるからです。

デジカメや携帯電話の記憶メディアの画像をパソコンに取り込むには・・・・A

 
ここでは、デジカメや携帯電話で撮った画像を、「カードリーダー」を使って、自分のパソコンの「マイドキュメント」にコピーするやり方を勉強します。

画像の加工について

画像を加工するには、adobe社のphotoshpoが有名です。
photoshopは、それに関する書籍も多いし、印刷屋さんやクリエーターの人は必ず使用していますから、身近に知っている人がいるかもしれません。
しかし、一般的なパソコンにはプレインストールされていませんし、業務で使用しないのであれば購入する人も少ないと思われます。

またフリーソフトで画像加工の有名なものもありますが、一通り覚えるのは大変です。
ここでは、パソコンには普通インストールされているExcelとペイントを使って簡単な画像加工と文字入れをしたいと思います。
どちらのソフトも、パソコンには大概インストールされているからです。

マイドキュメントの画像をエクセルに取り込むには・・・

エクセルは、言わずとしれた表計算ソフトの代表ですが、ここではエクセルに画像を取り込んでいろいろと操作してみたいと思います。
ワードでも画像を取り込むことは可能なのですが、画像の位置決め等で苦労する場合がありますので、ここではエクセルを使用します。

エクセルに1280×1024の画像を取り込み、「トリミング」を行います。

トリミングとは、画面の一部を切り出す ことです。画像を縮小するのではありません。
切り出すといっても、画像は矩形単位でしか切り出すことができません。
今回のエクセルではできませんが、円形の画像や星形の画像などがありますが、それは四角い白色の背景の上に円形の画像が見えている、星形の画像が見えているにすぎません。

 トリミングした画像の上に、「ワードアート」を挿入します。
ワードアートはExcelやWordについている文字加工の機能です。画像を加工するだけでなく、その上に文字も載せてみようと思います。

 

 トリミング ・ワードアート挿入後の画像を、ペイントにコピーします。
Windowsはソフト間でコピー・ペーストが可能です。
エクセルの画像とクリップアートをコピーして、Windowsに標準にインストールされている「ペイント」に貼り付けます。
エクセルでは、データを画像として保存できませんから、「ペイント」のような画像編集ソフトに貼り付ける必要があるのです。
画像編集用ソフトとしてPhotoshopがありますが、パソコンにインストールされていない


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